『家』

コネタですが、よろしかったら続きよりどうぞ。

『家』

夕焼け小焼けで日が暮れて、暗い空にピカピカと星が瞬いている。

「ただいま～」

ガラガラと引き戸を、開けると

「父ちゃ～ん」

パタパタと、小さい足音と供に小さな身体が抱きついてきた。

「おかえり」

持ち上げ抱きしめ返すと、けらけら笑う顔は何処と無く自分に似ている。
けれど癖のない髪は、十四郎似か。

「今日もいい子にしっとたか？」
「うん！ねえ、母さん」
「ああ」
「…十四郎、ただいま」
「…おかえり」

十四郎を抱きしめると、わしと十四郎とに挟まれて小さな体温が
より一層愉しげに笑った。

…ああ、なんという幸せ。

 

 

 

 

 

 

 

「…って夢を見たんじゃあ～。はや凄く幸せじゃったがやけど。
　どうじゃ？そろそろわしの子を…」
「産めるかああああああああああ！！！」

 

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べったべたで、すんません。